ご挨拶

同窓会会長よりご挨拶

同窓会 会長 小川 博司

向寒の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃は、同窓会活動にご協力いただきありがとうございます。

コロナ禍が続く中、いまだ日常生活にさまざまな影響が及んでいます。同窓生の皆様方におかれましても、事業やお仕事に影響を受けられた方、あるいは健康に支障を生じられた方が少なからずいらっしゃるかと思います。改めてお見舞い申し上げますとともに、一日も早く皆様の生活が元に戻り、健康を回復されますよう心からお祈りいたします。

例年5月に開催しております第一回代議員会におきましても、このような状況では代議員会の開催を中止せざるをえなくなり、昨年と同様に書面での議案承認をお願い致しました。ご不便をおかけいたしましたが、代議員様のご協力により、スムーズな書面決議が出来ました事、お礼申し上げます。

また、今年度は、理事改選期ではございませんので、昨年度と同様の組織を持って、活動いたします。しかしながら、コロナ禍の中いろいろと制約を受けながら代議員及び理事の皆様からお知恵を拝借しできる限り事業を開催していきたいと思っております。

本学同窓会は、会員相互の交流と親睦、そして名古屋学院大学の発展に貢献することを目的とし、1968年に設立され、今年で5 3 年目を迎えることになりました。同窓会活動を通じ、共に学んだ多くの同期や恩師、多様な分野で活躍する世代を超えた同窓生つながりを持ち、それぞれの道を切り開くきっかけとなることを願っております。

今年度のホームカミングデーについては、昨年度に引き続き中止せざるをえない状況にあります。「三密」での交流が厳しい中で、新しい交流の場となるような同窓生の絆を育む企画を、理事会で現在検討しております。また改めて同窓生の皆様にご案内することを考えておりますので、その時にはご協力をお願いいたします。

また、会報発行につきましても、様々な同窓会活動に新型コロナウイルスの影響が出ております。感染リスクを極力抑えつつ、会員の皆様により充実した内容を届けていきたいと思っております。今年の会報は、従来の会報誌をお届けするとともにWEB上においても発信いたしますので、ご覧いただきたいと思います。

今後とも会員皆様には、同窓会活動に、より一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。


大学理事長よりご挨拶

学校法人 名古屋学院大学 理事長 因田 義男

同窓生の皆様には、平素より本学の教育ならびに研究活動にご理解ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。小川会長をはじめ、同窓生の皆様方の献身的な活動、そして深い母校愛により、常日頃から本学をお支えいただいておりますことに、改めて感謝と敬意を申し上げます。

この度、8月3日に開催されました本法人理事会において理事長に再任され、引き続き、その重責を担うこととなりました。もとより微力ではございますが、建学の精神「敬神愛人」のもと、法人の更なる発展のため、職務に精励する所存にございます。同窓生の皆様には、引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

さて、2019年末に発生した新型コロナウイルスは、未だに我々の社会生活や経済活動に深刻な影響を及ぼしております。ここにきてワクチン開発等とともに、その接種の進展により、一部で明るい兆しがみられる一方、感染力の強い変異種の出現、首都圏を中心とした度重なる感染拡大の動きもあり、残念ながら収束の目途はまだ立っておりません。この間においても、我々は、教育機関としての使命を最大限果たすべく、「学生ファースト」の視点に立ち、学生の学修機会の確保や大学諸活動の再開を常に念頭におき、対策を講じて参りました。また、これらへの対応を喫緊の課題と捉えつつも、大学を取巻く環境は一段と厳しさを増し、急速する少子化の流れなど、多くの課題を同時に抱える厳しい状況下にもあります。

時代の大きな転換期をむかえ、新型コロナウイルスへの対応とともに、様々な課題が散在してはおりますが、本学では、今後も確かな知識と情報に基づき、慎重かつ適切にこの難局にあたり、如何なる事態においても、教育・研究活動の継続と発展、健全な運営体制のさらなる構築にむけ、教職員一丸となって努力してまいります。

同窓生の皆様方には、引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


大学学長よりご挨拶

名古屋学院大学 学長 赤楚 治之

同窓会の皆様方には、日頃より母校の教育研究に変わらぬご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

ご承知のとおり、本学は1964年に経済学部経済学科の単科大学として開学し、今年度で開学58年目をむかえました。現在までに、名古屋、瀬戸の両キャンパスに8 学部1 1 学科、大学院2研究科、留学生別科からなる総合大学へと発展してまいりましたが、昨年度の学位記授与式をもって、卒業生が5 万人を超え、総数51,326名を数えることとなりました。卒業生の皆様方の、中部地区をはじめ、国内・国外の様々な分野でのご活躍は、母校や後輩にとって大変大きな誇りであり、励みにもなっております。今後も社会に求められる有用な人材を輩出できる大学であり続けるため、努力してまいる所存であります。

今年度も昨年に引き続き、「新型コロナウイルス感染症対策本部」のもと、全学をあげて感染対策をとっています。春学期は、対面授業とオンライン授業を併用する<隔週対面授業方式>で、全学生をキャンパスに戻すことが出来ました。途中、愛知県下に緊急事態宣言が発令され、全面オンライン授業への切り替え期間(5月13日~6月13日)を設けましたが、全学生・教職員の協力のもと、<隔週対面授業方式>が功を奏し、学内での感染を発生させず春学期を終えることができました。

ひとつお伝えすべき嬉しいニュースがあります。すでにご存じの方も多いかと存じますが、陸上競技部の大島健吾さん(法学部4年生)が東京2020パラリンピックで「ユニバーサルリレー」第二走者として出場し、銅メダルを獲得いたしました。大島さんは、T64(片足下腿義足)クラスの100mと200mにも出場され、200mでは決勝まで進みました。レース後のインタビューでの言葉「今はまだ力不足だけれどもまだ発展途上にあるので頑張ってさらに上を目指したい」が印象的でした。今後のさらなる活躍を期待したいと思います。

最後となりましたが、名古屋学院大学同窓会の限りないご発展を祈念申し上げるとともに、同窓会の皆様方からのなお一層のお力添えを頂きますようお願い申し上げます。