名古屋中学校・高等学校トピックス

名古屋中学校・高等学校は
今年、創立135年を迎えます。

名古屋中学校・高等学校は、今年創立135年を迎えます。「神を敬い、神から与えられた自己の能力を最大限に伸ばし、その能力を社会のために惜しみなく用いる。」この聖書の教えを『敬神愛人』と考え、男子6年一貫教育の建学の精神としています。また本校の今年度主題聖句は、「愛を身に着けなさい。愛はすべてを完成させるきずなです。」
―コロサイの信徒への手紙 3章14節―です。生徒たちには、日常の学校生活で神を敬う姿勢を大切にし、何事にも謙虚に向き合い、自己中心に陥ることなく、隣人を愛する心や姿勢を養ってほしいと願っています。

昨年度も引き続き、世界では新型コロナウイルス感染症も収束することなく、本校の教育活動も一定の制限を余儀なくされ、各種コンクール・大会も制限下での開催となってしまいました。そのような中でも、本校においては文武ともに目覚ましい活躍が見られました。高等学校では、日々の取り組みの成果が、進学実績において着実に現れ、国公立大学には合計162名が合格しました。そのうち名古屋大学に16名、北海道大学に5名、大阪大学に4名をはじめ、旧帝国大学に28名が合格。私立大学では、早慶上理に57名、MARCHに117名、関関同立には238名が合格しました。また近年、医歯薬獣医系への進学者も増えており、医学部医学科に40名、歯学部18名、薬学部18名、獣医学部5名と医歯薬獣医で合計81名が合格しました。

課外活動においても、運動部・文化部ともに素晴らしい結果を残してくれました。高校・運動部では、硬式テニス部が全国選抜テニス大会出場、全日本ジュニアテニス選手権出場、陸上競技部が全国高等学校陸上競技大会2021で110mハードルにおいて優勝(日本高校新記録)に輝きました。また、サッカー部は第100回全国高校サッカー選手権大会愛知県大会準優勝、ラグビー部は令和3年度第8回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会に出場、第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会愛知県大会で準優勝を果たしました。剣道部、ゴルフ部、レスリング競技でも全国大会に出場しました。一方、文化部では、文学部が第24回俳句甲子園全国大会に出場、人文・社会科学研究部が第5回全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)報告で優秀賞を収めました。中学校では、硬式テニス部が令和3年度全国中学生テニス選手権大会に団体戦出場、個人戦(ダブルス)で準優勝を果たしました。また、人文・社会科学研究部(ディベート部門)が第26回ディベート甲子園でベスト8に入賞しました。
これらの活動を通じて、真に人々から求められる社会の主導者たる紳士を育成し、人類の幸福と社会の発展に寄与することが、名古屋中学校・高等学校の使命であると確信しています。

創立135年の歴史と伝統ある名古屋中学校・高等学校のさらなる発展のため、今後もいっそうの努力を続けてまいります。